昨日のブログアップに引続き、今回は当法人の業務に関して書いてみたいと思います。
昨年は、1月に当法人2つ目の支店となる北斗支店を開設し、地域に根ざした法的サービスの提供を行ってきました。まだまだ知名度は低いですが、固定資産税等納税通知書の封筒や市の広報に広告を掲載するなどして北斗支店の存在を少しずつですが市民の皆様に知っていただいているところです。
特に冬は道路事情などで函館市の中心街まで車で30分はかかるところですが、当法人北斗支店は、JR上磯駅の目の前にありますので、北斗市民の皆様に利用していただくには、便利な場所にあると考えておりますので、函館まで来て司法書士に依頼するのが億劫な方はどうぞ北斗支店をご利用いただければと思います。北斗支店を開設するにあたって、本店の黒壁司法書士と本店の事務員1名を北斗支店に配置しましたので、本店の人員が手薄になりました。そこで6月に当法人5人目となる木原由貴司法書士を採用し、現在に至っております。木原司法書士のプロフィールについては、当法人所属司法書士のページに詳細を掲載しますのでそちらをご覧頂きたいと思います。
また、平成23年から始めた不動産仲介業務についても1年間の準備期間を経て、平成25年から本格的に宅建主任者である事務員1名を業務に専属で従事させ、数はまだ少ないですが、司法書士業務で取扱った相続案件をそのまま売却のお手伝いをさせていただくなどして、依頼者様の利便性向上に努めているところです。
本年は、昨年から本格的に始動した上記支店や業務の他に、新たな分野の業務を手がけたいと考えております。
まず一つ目は、「民事信託」です。平成19年の信託法大改正から6年が経過し、信託は相続・贈与において有効なものという認識が広がっております。私國谷も昨年は3回程、東京で開催される民事信託に関する研修会に参加し、その実例などを学びその優位性などを肌で感じてきました。今年は事務所内外で勉強会を開催し、将来の資産承継などに不安を感じているお客様に最新の情報を提供していきたいと考えております。
つぎに、依頼者の重層化への対応です。今現在当法人の法的サービスの提供は日本人に向けてのみとなっておりますが、今後需要が見込まれる中国人向けに当法人の法的サービスの提供を行っていきたいと考えております。それに対応すべく昨年、日本語と韓国語の堪能な中国人事務員を1名採用しました。
当法人は、司法書士業務の他、入国管理局の申請取次ぎの可能な行政書士事務所及び不動産の仲介業務が可能な会社も併設しておりますので、今年は、これらの業務について中国語や韓国語による紹介を行い、他の事務所には無い独自の業務に取り組んでいきたいと考えております。また、木原司法書士については、ドイツ留学期間が長く、ドイツ語が堪能ですので、ドイツ語圏の依頼者様のニーズにも応えられるような事務所も目指していきたいと考えております。
すべてを今年中にできるかまだ分かりませんが新しい分野の業務を育て、また、従来から行ってきた業務については今年もきめ細やかなサービスで依頼者様に「かゆいところに手が届く事務所」だと言っていただけるような事務所であることを心がけで業務にあたっていきたいと考えております。